大峰山【八経ヶ岳、行者還ルートピストン】 春休み山行(その1)
6月14,15日と遅い春休みがもらえたので、紀伊半島最高峰八経ヶ岳(大峰山)と三重県最高峰日出ヶ岳(大台ヶ原山)に登ってきました。
天気予報は、14日(木)晴れ、15日(金)曇りから、前日には14日は晴れだが、15日は雨模様となっていました。
当初の予定では、14日早朝出発の大峰山、大台ヶ原駐車場で車中泊の15日大台ヶ原周回を考えていたが、天候がいまいちの為、14日で2山登ることも考えた。
13日夜出発し、早朝から大峰山。午前中に下山し、大台ヶ原に移動。
余力があれば午後から大台ヶ原周回、なければ、雨の大台ヶ原もいいかなと13日夜から出かける。

少しでも長く寝るため、高速を利用。大垣市から葛城市まで使いましたが、高速を使わず鈴鹿を抜けて、京浜バイパスから行っても大して時間はかからなかったかなーと思います。

道の駅吉野路黒滝到着。登山口である行者還(ぎょうじゃがえり)トンネル西口駐車場まで1時間弱であるが、すれ違うこともできない道路を夜通過するよりは朝早く起きて行こうと、この道の駅を車中泊する場所にしました。車は6~7台ほどいました。
トイレもきれいでした。
14日朝4時起床

(4:15)行者還トンネル西口駐車場目指して出発します。
八経ヶ岳
八経ヶ岳(はっきょうがたけ)は紀伊山地の一角として奈良県吉野郡天川村と上北山村の境に位置する山である。標高1,915 mで、奈良県および近畿地方の最高峰である。八剣山(はちけんざん)とも呼ばれるほか、役行者が法華経八巻を埋納したと伝わることから仏経ヶ岳(ぶっきょうがたけ)とも呼ばれる。
八経ヶ岳は大峰山脈の主峰であり、北方の弥山(みせん、標高1,895 m)や南方の明星ヶ岳(みょうじょうがたけ、標高1,894 m)といった複数の峰が近接している。山上ヶ岳から連なる山脈全体を指して大峰山と呼ぶ場合もあり、深田久弥の随筆『日本百名山』にも八経ヶ岳山頂が大峰山の最高峰として記述されている。
八経ヶ岳には下記の原始林が国の天然記念物に指定され、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)に登録されている.............................Wikipedia
今回は、行者還トンネル西口駐車場から八経ヶ岳を目指します。
CT登り3時間30分、下り2時間40分の6時間10分のルートをピストンします。

すれ違うこともできないぐらい狭い道路を進み、行者還トンネル西口駐車場到着(5:15)
駐車料金は1,000円でした。

登山口に登山ポストがあります。
登山届を提出して、ここからスタートします(5:18)
標高1,105m。

橋を渡ると、急登が始まります。

登山者が多いからか、登山道が荒れています。
ゆっくり登っていきます。

樹の間から、紀伊半島の山々の姿が見えます。

お花の入れ替わり時期なのか、お花は登山口付近で見たコアジサイのみですね。

ずっと急登が続きますね・・・・○| ̄|_

奥駈道出合(おくがけみちであい)到着。
弥山(みせん)方面と山上ヶ岳(さんじょうがたけ)方面への分岐。弥山方面に進みます。
標高1,470m。
ここからは稜線歩きですね。

なだらかなアップダウンが続きます。
朝早いし、きもちいいですね~(*´∀`人 ♪

稜線のブナ林。新緑のブナ林はいつみてもきれいですよね。

弁天の森、石休の宿跡にある三角点。標高1,600m。
三等三角点「聖宝」
修験者の山の為か、三角点の名前も立派ですね(笑)

なだらか~なアップダウンが続きます。うーん、シアワセヽ(≧∀≦)ノ

聖宝ノ宿跡、理源大師像。
ここからまた登りになります。
聖宝(しょうぼう、天長9年(832年) - 延喜9年7月6日(909年8月29日))は、平安時代前期の真言宗の僧。醍醐寺の開祖で、真言宗小野流の祖。また、後に当山派修験道の祖とされる。俗名は恒蔭王。天智天皇の6世孫にあたり、父は葛声王(かどなおう)という。諡号は理源大師。『古今和歌集』に歌1首あり・・・・・Wikipedia

コバケイソウの花が咲くころはきれいでしょうね。

丸太階段が、続きます。足に来ますね~。

景色が見え始めます。紀伊半島の山々が連なってます。

梅雨の晴れ間。いい天気です。明日雨が降るなんて信じられない快晴ですね。

弥山小屋(みせんごや)到着(8:10)
標高1,860m。
何とか午前中に降りられそうなペースかな。

弥山小屋にザックをデポして、弥山頂上に向かいます。
うっかり携帯をザックに入れっぱなしにしてたので、GPSには残ってません(笑)

弥山神社。
麓にある天川神社の奥院。
主祭神は一寸島比売命(いつきしまひめ)
芸能の神様ですね。僕はあまり芸能とは縁がない人間ですが、屈指のパワースポット(UFOが来るとも言われる(笑))の為、お参りをしておきました。

神社前から、今から向かう八経ヶ岳。

ここから100m程下り、登り返します。

鞍部から八経ヶ岳山頂に向かうルートは、オオヤマレンゲの群生地になります。
鹿の食害を防ぐため、フェンスが設置してあります。

開きそうなのもあるけど、残念ながら蕾のみでした。

頂上の錫杖が見えてきました。

頂上到着(8:55)
なかなか趣のある登山道でした。
標高1,915m。紀伊半島最高峰です。

二等三角点「弥仙山」
現在処置保留の三角点です。

行者還岳・山上ヶ岳方面。

左側の高いのが、大台ヶ原かな。

釈迦ヶ岳方面。
一通り堪能したら、下ります。
また、弥山に登り返さなきゃ。

弥山小屋戻り(9:33)

奥駈道出合戻り(10:49)

登山口戻り(11:29)
何とか午前中に戻ってくることが出来ました。
急登・稜線歩き・アップダウンとなかなか足に来る登山道でしたが、歩いてて気持ちの良い登山道でした。
パワースポットだけあって、なかなか雰囲気があって、熊鈴がリーンリーンとなると、自分も修験者になったように感じた山行でしたね。
あ~気持ちよかった。やっぱり山はいいね~(*´∀`人 ♪
(その2)に続く
大峰山(八経ヶ岳) 1,915m
沿面距離 10.0km
累積標高 1,130m
総時間 5時間18分


天気予報は、14日(木)晴れ、15日(金)曇りから、前日には14日は晴れだが、15日は雨模様となっていました。
当初の予定では、14日早朝出発の大峰山、大台ヶ原駐車場で車中泊の15日大台ヶ原周回を考えていたが、天候がいまいちの為、14日で2山登ることも考えた。
13日夜出発し、早朝から大峰山。午前中に下山し、大台ヶ原に移動。
余力があれば午後から大台ヶ原周回、なければ、雨の大台ヶ原もいいかなと13日夜から出かける。

少しでも長く寝るため、高速を利用。大垣市から葛城市まで使いましたが、高速を使わず鈴鹿を抜けて、京浜バイパスから行っても大して時間はかからなかったかなーと思います。

道の駅吉野路黒滝到着。登山口である行者還(ぎょうじゃがえり)トンネル西口駐車場まで1時間弱であるが、すれ違うこともできない道路を夜通過するよりは朝早く起きて行こうと、この道の駅を車中泊する場所にしました。車は6~7台ほどいました。
トイレもきれいでした。
14日朝4時起床

(4:15)行者還トンネル西口駐車場目指して出発します。
八経ヶ岳
八経ヶ岳(はっきょうがたけ)は紀伊山地の一角として奈良県吉野郡天川村と上北山村の境に位置する山である。標高1,915 mで、奈良県および近畿地方の最高峰である。八剣山(はちけんざん)とも呼ばれるほか、役行者が法華経八巻を埋納したと伝わることから仏経ヶ岳(ぶっきょうがたけ)とも呼ばれる。
八経ヶ岳は大峰山脈の主峰であり、北方の弥山(みせん、標高1,895 m)や南方の明星ヶ岳(みょうじょうがたけ、標高1,894 m)といった複数の峰が近接している。山上ヶ岳から連なる山脈全体を指して大峰山と呼ぶ場合もあり、深田久弥の随筆『日本百名山』にも八経ヶ岳山頂が大峰山の最高峰として記述されている。
八経ヶ岳には下記の原始林が国の天然記念物に指定され、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)に登録されている.............................Wikipedia
今回は、行者還トンネル西口駐車場から八経ヶ岳を目指します。
CT登り3時間30分、下り2時間40分の6時間10分のルートをピストンします。

すれ違うこともできないぐらい狭い道路を進み、行者還トンネル西口駐車場到着(5:15)
駐車料金は1,000円でした。

登山口に登山ポストがあります。
登山届を提出して、ここからスタートします(5:18)
標高1,105m。

橋を渡ると、急登が始まります。

登山者が多いからか、登山道が荒れています。
ゆっくり登っていきます。

樹の間から、紀伊半島の山々の姿が見えます。

お花の入れ替わり時期なのか、お花は登山口付近で見たコアジサイのみですね。

ずっと急登が続きますね・・・・○| ̄|_

奥駈道出合(おくがけみちであい)到着。
弥山(みせん)方面と山上ヶ岳(さんじょうがたけ)方面への分岐。弥山方面に進みます。
標高1,470m。
ここからは稜線歩きですね。

なだらかなアップダウンが続きます。
朝早いし、きもちいいですね~(*´∀`人 ♪

稜線のブナ林。新緑のブナ林はいつみてもきれいですよね。

弁天の森、石休の宿跡にある三角点。標高1,600m。
三等三角点「聖宝」
修験者の山の為か、三角点の名前も立派ですね(笑)

なだらか~なアップダウンが続きます。うーん、シアワセヽ(≧∀≦)ノ

聖宝ノ宿跡、理源大師像。
ここからまた登りになります。
聖宝(しょうぼう、天長9年(832年) - 延喜9年7月6日(909年8月29日))は、平安時代前期の真言宗の僧。醍醐寺の開祖で、真言宗小野流の祖。また、後に当山派修験道の祖とされる。俗名は恒蔭王。天智天皇の6世孫にあたり、父は葛声王(かどなおう)という。諡号は理源大師。『古今和歌集』に歌1首あり・・・・・Wikipedia

コバケイソウの花が咲くころはきれいでしょうね。

丸太階段が、続きます。足に来ますね~。

景色が見え始めます。紀伊半島の山々が連なってます。

梅雨の晴れ間。いい天気です。明日雨が降るなんて信じられない快晴ですね。

弥山小屋(みせんごや)到着(8:10)
標高1,860m。
何とか午前中に降りられそうなペースかな。

弥山小屋にザックをデポして、弥山頂上に向かいます。
うっかり携帯をザックに入れっぱなしにしてたので、GPSには残ってません(笑)

弥山神社。
麓にある天川神社の奥院。
主祭神は一寸島比売命(いつきしまひめ)
芸能の神様ですね。僕はあまり芸能とは縁がない人間ですが、屈指のパワースポット(UFOが来るとも言われる(笑))の為、お参りをしておきました。

神社前から、今から向かう八経ヶ岳。

ここから100m程下り、登り返します。

鞍部から八経ヶ岳山頂に向かうルートは、オオヤマレンゲの群生地になります。
鹿の食害を防ぐため、フェンスが設置してあります。

開きそうなのもあるけど、残念ながら蕾のみでした。

頂上の錫杖が見えてきました。

頂上到着(8:55)
なかなか趣のある登山道でした。
標高1,915m。紀伊半島最高峰です。

二等三角点「弥仙山」
現在処置保留の三角点です。

行者還岳・山上ヶ岳方面。

左側の高いのが、大台ヶ原かな。

釈迦ヶ岳方面。
一通り堪能したら、下ります。
また、弥山に登り返さなきゃ。

弥山小屋戻り(9:33)

奥駈道出合戻り(10:49)

登山口戻り(11:29)
何とか午前中に戻ってくることが出来ました。
急登・稜線歩き・アップダウンとなかなか足に来る登山道でしたが、歩いてて気持ちの良い登山道でした。
パワースポットだけあって、なかなか雰囲気があって、熊鈴がリーンリーンとなると、自分も修験者になったように感じた山行でしたね。
あ~気持ちよかった。やっぱり山はいいね~(*´∀`人 ♪
(その2)に続く
大峰山(八経ヶ岳) 1,915m
沿面距離 10.0km
累積標高 1,130m
総時間 5時間18分


コメント
百名山2座ですね
2018-06-16 20:48 雪椿 URL 編集
Re: 百名山2座ですね
> 大台ケ原と大峰山と言えば、近畿地方の貴重な百名山ですね。そういえば、自分も登ったなと記録を手繰れば、2005年に両山に出かけていました。紙ベースの記録はあるのですが、写真はハードディスクが壊れて失われてしまい、せっかくのやまびこさんの写真と比べてみることもできず残念です。
2005年だと、弥山小屋も建替えられた後ですね。今回も営業してる感じはなかったですけど、ベンチにザックをデポして弥山に登ってみました。
女人結界がある山上ヶ岳に登ることも考えたんですけど、今回1日で2山踏破しようと思うと、最短で登れる行者還ルートを選択しました。なかなかのいいコースだと思います。
大峰山は、トンネル北口から入りました。しかし、弥山小屋の写真を見ても全く記憶になく、失われた13年を感じました。ただ、上北山村で止まった民宿の焼肉の夕食だけが今でも記憶に残っています。その民宿の夕食の選択肢は、焼肉ORマグロ刺身、以上でした。しかも焼肉の厚さが半端なく豪快で、人生であんな焼肉はあれ一回きりでした。ちなみに、大台ケ原は、観光客と鹿にたくさん出会いましたが、大峰山は、百名山というのに、人っ子一人に出会わず、ほんとにこの山でいいのかなと不安を感じたことを覚えています。やまびこさんは、毎週登っていて楽しそうですね。
何か山っていいんですよ。雰囲気というか、なんというか。
1週間違えば、山の景色ってまったく変わるじゃないですか。もう1,2週間すれば、八経ヶ岳頂上手前のオオヤマレンゲも咲いてましたよね。また雰囲気が違ったかと思います。
何が言いたいかというと、同じ山に何度登っても楽しめると思うんですね^^
遠征も楽しいですけど、鈴鹿や西濃の山に登っても、毎回違う発見があって楽しいです^^
これから夏は遠征が増えると思いますけど、決して近くの山の魅力がなくなったわけじゃなくて、遠征の合間を縫って登っていきたいと思ってます^^
2018-06-17 20:16 やまびこ URL 編集
No title
一日に二つのお山を、そして二つ目は車で移動してとはすごいです。
私は電車で移動か車でも助手席だからいいけど、ご自分で運転されてるとたくさん歩いた後は帰りの運転で、それも長距離はかなり疲れませんか?
丸太階段、階段も嫌だけど丸太も靴が引っかかって転びそうで苦手です。
パワースポットがあるんですね!私も芸能には縁がないけどこういう場所では絶対にお参りする方です(笑)。
頂上からの眺めでの山々がこちらとは違って日本らしい山の眺めだと感じました^^
2018-06-19 05:09 アルペン猫 URL 編集
Re: No title
>
> 一日に二つのお山を、そして二つ目は車で移動してとはすごいです。
> 私は電車で移動か車でも助手席だからいいけど、ご自分で運転されてるとたくさん歩いた後は帰りの運転で、それも長距離はかなり疲れませんか?
アクセルを踏む足のスネが攣ったりして、大変です(笑)
今回は翌日が雨なので、やむを得ず一日で回りました。
> 丸太階段、階段も嫌だけど丸太も靴が引っかかって転びそうで苦手です。
> パワースポットがあるんですね!私も芸能には縁がないけどこういう場所では絶対にお参りする方です(笑)。
> 頂上からの眺めでの山々がこちらとは違って日本らしい山の眺めだと感じました^^
丸太階段は足にきますね。
丸太階段が多い山だと、すぐ足が攣ったりします。
海外の山もいいけど、日本の山の風景もいいですよ^^
2018-06-20 05:22 やまびこ URL 編集